近年、新しく開発された画像解像度の高い膀胱鏡(膀胱ビデオスコープ)の使用により十分な情報が得られるようになり、当院でも積極的に使用しています。
とくに男性では、これまでは硬くて曲がらない硬性鏡という内視鏡を用いており痛みが大きかったのですが、新しいものは軟性鏡と呼ばれるくねくね曲がる内視鏡(胃カメラの管が細いものを想像してください)を用いており、こちらは麻酔を必要とせず、恐怖感も和らぎます。
この検査では、がんの発生している場所や数、大きさや形などを詳しく調べることができ、今後の治療方針に有用な情報が得られます。
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