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/ 前立腺について

このような検査があります。


まず始めに前立腺がんの疑いがあるかどうかを調べるために「スクリーニング検査」を行います。

前立腺がん検診の流れ


一次検査(スクリーニング検査 : PSA値測定)

PSA測定---簡単な血液検査です
 PSAが正常値を越えて高い場合、次の検査をします

二次検査(超音波検査、直腸診)

超音波検査---直腸にプローブを挿入
直腸診---肛門から指を入れる触診


前立腺針生検

疑わしい場合は精密検査をします。(確定診断)
針生検---がん細胞の有無を調べます

 入院して検査が必要な患者さんの場合

入院して行う際には、腰椎麻酔を使って行ないます。頭痛などの副作用防止のため生検後は約4時間程ベッドで安静にしていただき、尿道内にカテーテルを留置します。翌朝の尿の状態を見て、カテーテルは抜去します。麻酔の影響で頭痛が生じる場合がありますが、安静にすることで自然に軽快します。退院後も水分を多く取り、早め早めに排尿するよう心がけていただきます。

以上の検査で前立腺がんであることが確定した場合

MRICT骨シンチグラフィ---治療を行うための検査

針生検で前立腺がんであることが確定すると、がんの広がりや転移していないかどうかをMRI(磁気共鳴画像法)、CT(コンピューター断層撮影法)、骨シンチグラフィ などを使って調べます。MRIでは、がんの広がりをより詳しく調べることができます。前立腺がんは、リンパ節にも転移を起こしやすいため、リンパ節の転移を調べるためにはCTを行います。次に多いのが骨への転移です。全身の骨への転移は骨シンチグラフィによって調べます。これは放射性物質を注射して撮影する方法です。
これらの検査から病期がどの段階にあるかを最終的に判断して治療方針を決めます。

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