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膀胱に尿がたまった状態で強い努責(ジャンプ、咳など)をくわえて漏れを確認する。パッドを股間にあてもれた量を測定する。McGuireらが1993年に推奨した手技で膀胱に250mlの水を注入し腹圧をかけながら漏れが生じた時点の膀胱内圧を読み、判定することもある。
・尿流測定
排尿障害の病態を理解し、排尿量の減少や尿流率の低下、排尿時間の延長や尿流曲線のパターンの変化を認めます。
・膀胱内圧測定
膀胱に水もしくは炭酸ガスを徐々に注入し、その内圧を測定します。無抑制収縮や膀胱のコンプライアンス―膀胱の固さなど、尿をためる能力―を調べることにより失禁の診断に役立ちます。
・尿道内圧測定
尿道内の静止時の圧分布を調べるもので、腹圧性尿失禁では尿道閉鎖圧の低下や機能的尿道長の短縮を認める。
・外尿道括約筋筋電図
膀胱内圧測定と同時に行われ神経因性膀胱に見られる排尿筋括約筋協調不全の診断をします。
膀胱瘤、膀胱下垂の有無を診るためで、尿道にチェーンを挿入し膀胱後壁と尿道とのなす角を測定します。腹圧性尿失禁では広がっている事が多いです。 |
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