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科長 寺地 敏郎
当科では安全に腹腔鏡手術を行なうために、すべての腹腔鏡手術に泌尿器腹腔鏡技術認定医が必ず立ち会い、他の医師の指導を行なっています。
内視鏡手術を行うにあたってのガイドライン
外科医としての一般的な開胸・開腹手術手法と周術期管理、合併症の習得
内視鏡下に見る各臓器の解剖学的構造や相対的位置関係の理解
胸腔鏡あるいは胸腔鏡検査法に関する手法の修得とその意義についての理解
2次元のビデオモニター像下での深度感覚の習得
遠隔操作による臓器触知感覚の習得
拡大映像化での視覚-手指運動強調(hand-eye coordination)
特殊機器使用法の習熟
内視鏡外科手術を行うに必要な結紮法などの特殊技術の習得
以上のような条件の下に内視鏡外科手術を開始した後、独立した術者として内視鏡外科手術を施行するために必要な条件は、つぎのごとくである。
日本外科学会、日本産婦人科学会、日本泌尿器科学会の認定医の資格のいずれかを取得している
助手として10例以上の経験を積んでいること
従来の外科手術で、同様の手術ができること
学会認定の研究会・講習会を受講していること
腹腔鏡下前立腺全摘除術を施行するにあたっての指針
恥骨後式前立腺全摘除術(開放手術)の術者として十分な経験を持っていること
日本内視鏡外科学会が定めた「内視鏡下外科手術施行にあたってのガイドライン」を満たし、腹腔鏡下腎摘除術あるいは腹腔鏡下副腎摘除術を術者として20例以上経験し、これらの手術を独立した術者として安全に行える技術を持っていること。
左右の手で自在に腹腔鏡下縫合手技が行える技術を持っていること。
腹腔鏡下前立腺全摘除術を助手として5例以上経験していること。
腹腔鏡下前立腺全摘除術に習熟した医師の指導の下に、術者として腹腔鏡下前立腺全摘除術を5例以上経験していること。
上記の臨床経験と修練によって、腹腔鏡下前立腺全摘除術において、開腹手術への移行の決定とそのタイミングの判断を十分に理解し、独立した術者になりうると指導した医師が判断していること。
腹腔鏡下前立腺全摘除術について、その長所、短所、合併症、当該施設での成績を含めて十分なインフォームド・コンセントを得ること。
手術施行施設の倫理委員会などの指導を受けること。
腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術の施設基準
泌尿器科を標榜している病院であること
腹腔鏡下腎摘出術及び腹腔鏡下副腎摘出術を、術者として、合わせて20例以上実施した経験を有する常勤の泌尿器科の医師が2名以上いること。
当該手術に習熟した医師の指導の下に、当該手術を術者として10例以上実施した経験を有する常勤の泌尿器科の医師が1名以上いること。
当該保険医療機関において腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術が10例以上実施されていること。
関係学会から示されている指針に基づき適切に実施されていること。
ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術についてはこちらへ→
uro@m.med.u-tokai.ac.jp
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