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1.トイレが非常に近くなった
2.トイレに行った後、すぐにまた行きたくなる 3. 夜間に何度もトイレに起きる 4. 急いでトイレに行かないと漏れそうになる
などといった症状が刺激症状にあたります。これは、肥大した前立腺が尿道や膀胱を圧迫し刺激するために生じます。特に夜間の頻尿は前立腺肥大症の初期の症状として、比較的よく認めます。他に、尿道や股間の不快感、圧迫感など訴えられる方もいます。
1. 尿意をもよおしてトイレに立っても尿がなかなか出てこない 2. 排尿をする時に息まないとなかなか排尿できない 3. 排尿の途中で尿がとぎれてしまう 4. 排尿の最後にチョロチョロと尿が出て尿ギレが悪い 5. ズボンにしまった後にチョロチョロと尿が出てズボンを汚してしまう
などいった症状が閉塞症状にあたります。これは肥大した前立腺のため尿道が左右より圧迫され細くなっているために生じます。庭の草木にホースで水をやるときにホースを足で踏みつけると、水が出なくなったり、水の線が非常に細くなったりするのと理屈は似ています。ひどくなってくると、排尿しても尿を膀胱から出し切ることが出来なくなり、残尿が出現します。
さらに症状が進むと尿が全くでなくなります。徐々に出なくなる人もいますが、風邪薬の内服(風邪薬の一部には排尿する力を弱くする作用があるものがあるため)、飲酒(前立腺に浮腫という、むくみが生じるため)、便秘などをきっかけに突然でなくなる人もいます。尿が出なくなり、膀胱に尿が大量に貯留し、下腹部がパンパンに張り、非常に苦しい状態です。このような状態の時はすぐに病院を受診してください。 |
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