東海大学病院HPトップページへ Drs'インタビュー 腹腔鏡手術について リンク  
 
  医療関係者向け
  トップメニュー
求人(後期研修・入局)のご案内 医療関係者の方へ 教室紹介
こんな症状ありませんか?   泌尿器科の病気について 交通案内
診療のご案内   検査について
 
手術実績
膀胱腫瘍
膀胱腫瘍とは
症状について
診断までの検査
病期決定のための検査
治療について
尿路変更術について
クリニカルパス

人体図 膀胱
/ 膀胱について

病状の病気に応じて治療法を検討します


 経尿道的膀胱腫瘍切除術TUR-Bt

経尿道的膀胱腫瘍切除術TUR-Bt浸潤度の低い表在性の膀胱がんの場合にこの術式でがんを取りきることが可能です。手術は、通常半身麻酔下に行います。方法は、尿道から膀胱に内視鏡を入れ膀胱内に発生した乳頭状の腫瘍を電気切除機器で取り除きます。開腹手術よりも手術の負担が少なく術前の検査で全身上体が良好に保たれていれば、高齢者でも受けられる治療法です。通常手術の翌日から、食事、歩行が可能です。入院期間も3〜7日程度です。

・ 術後の経過観察

表在性膀胱がんの特徴は、再発が多いことです。再発を早期に発見するために、定期的な膀胱鏡検査(2年間は3ヶ月毎)と尿細胞診断や尿検査が随時行なわれます。指示あるまで自己診断せずきちんと受診しましょう。
 
 膀胱全摘除術

浸潤度が高くTUR-Btで不十分な場合にこの手術を行います。膀胱腫瘍に対して、膀胱を摘出するだけでなく骨盤内のリンパ節も取り除く手術です。男性では前立腺や精嚢腺も摘出します。女性の場合、尿道や子宮・膣の一部も同時に摘出する場合があります。また同時に尿路変更といって尿の通り道を作り直す必要があります。

術後の合併症として出血、感染、腎不全があります。特に腎不全の際には一時的に透析を行うことがあります。

ロボット支援腹腔鏡下全摘除術とは→
 
 膀胱部分切除術

腫瘍がせまい範囲の場合、膀胱の一部分のみを切除することがあります。術後、膀胱が小さくなりますが尿路変更は必要ありません。

・ 尿路変更とは

膀胱は腎臓で作られた尿をためておく袋のようなものです。手術で膀胱を取ってしまうと、膀胱の代わりをどこかでしてもらわなければなりません。そこで、「尿路変更」という手術を並行して行い尿を貯めるところを新しく作る必要があり腸管の一部を利用して作ります。




前のページに戻る
Department of Urology Tokai University Hosopital TEL 0463-93-1121 〒259-1193 神奈川県伊勢崎市望星台

Copyright(c) 2004 Department of Urology Tokai University Hospital Allrights Reserved. 
※ 当サイトにあるページの全てまたは一部、画像及び文章等の無断複写及び無断転載を禁止致します。