陰茎部が腫れる原因として細菌感染の可能性が最も高いと考えられます。具体的には亀頭包皮炎や尿道炎が疑われます。亀頭包皮炎は包茎のある人の方が包皮と亀頭の間に恥垢がたまり感染をきたしやすい傾向がありますので、日頃から本人もしくは小さなお子様であれば両親が包皮の用手脱転を行い清潔維持するようにこころがけましょう。しかし包茎にも真性包茎といい用手脱転することのできない場合があり、そのような場合は手術を要することがありますので一度泌尿器科受診をおすすめします。尿道炎は性行為感染症によるものが多く性行為の多様化に伴い最近増加してきております。排尿時の痛みを伴い、うみが出たり、尿が濁ったりすることなどがあります。いずれにしても内服治療で治癒可能です。詳しくはそれぞれの疾患の項目をご覧ください。