背部痛をともなう病気は泌尿器科疾患以外に内科的なもの、整形外科的なものなど多数あります。泌尿器科疾患の中で背部痛をともなう疾患もいくつかあります。発熱(通常は38℃以上)をともない左右どちらかに限局した背部痛を認める場合には急性腎盂腎炎の可能性があります。また、尿路に石が降りてきた場合にも左右どちらかに限局した痛みをともないます。石の痛みは通常、突然出現し、非常に激しい痛みをともないます。泌尿器科的な背部痛は殴打痛といって痛みをともなう側の背部を叩きますと非常に激しい痛みが走るのが特徴です。叩くことで気持ち良い場合とは、体を動かしたときに痛むといった場合は整形外科的なことが原因のことが多いようです。詳しくはそれぞれの疾患の項目をご覧ください。
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