
夜間頻繁にトイレに起きることを夜間頻尿と言います。加齢とともに夜間の尿量増加、膀胱容量の減少などが原因で夜間の排尿回数は増える傾向にありますが、50歳以上の男性の場合、夜間頻尿は前立腺肥大症の初期の症状としてよく認められる症状です。詳しくは前立腺肥大症の項をご覧ください。他の原因として、眠りが浅い・寝つきが悪い・すぐ目が覚めるといった睡眠障害があげられます。また、神経因性膀胱といって、下腹部の手術(大腸の手術など)、脳梗塞、糖尿病、脊髄損傷などが原因で膀胱の神経が損傷されて膀胱の神経がうまく機能していないために夜間頻尿になることもあります。詳しくはそれぞれの疾患の項目をご覧ください。
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