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日本人の食生活が以前と大きく変化したことから前立腺がんが日本人男性のがん罹患率第1位となったことや、高齢化社会を迎え下部尿路症状を呈する患者さんが増加したことにより、泌尿器科への需要は年々高まっています。泌尿器科医を志す若い世代に日本の将来の医療は託されていると言っても過言ではありません。
当科には高い技術力と熱い情熱を持った泌尿器科医が多く在籍し、ロボット支援手術や腹腔鏡手術をはじめとする低侵襲治療、分子標的治療や新規抗がん剤を併用した進行がんへの集学的治療、臨床へ直結したがんのゲノム解析や再生医療研究を積極的に行っています。
若い世代には既存の概念に捉われることなく、柔軟な発想で研究を精力的に進めてほしいと願っています。また若い医師の自主性と個性を生かしつつ、より柔軟で信頼に足る泌尿器科医の育成に全力を注ぐ所存です。時代のニーズに合致した新規治療を早くから取り入れ、地域医療に貢献する土台に立った上で世界的診療拠点の一角を担うべく努力を続けていきたいと考えています。 |
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東海大学医学部外科学系腎泌尿器科学 教授・診療科長 宮嶋 哲 |
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後期臨床研修は4年間で、「後期臨床研修」および「大学院博士課程」の2コースから成っています。当教室の教育プログラムは日本泌尿器科学会の『泌尿器科学会専門医のための研修目標』を元に作成されています。さらに、京都大学などいくつかの大学と共通の教育プログラムを取り入れることで、より充実した後期臨床研修が行えます。
東海大学および関連施設における泌尿器科専門医教育プログラム研修ノート[PDF]
当教室における後期研修医に対する教育の特徴は下記の通りです。
●他大学と共通の教育プログラムを取り入れた多角的な研修
●当教室で研修困難な領域は他大学との人材交流や国内留学にて習得
●教室内に独自の腹腔鏡手術トレーニングコースを設置
■後期臨床研修(臨床助手)
入局1年目(卒後3年目)は東海大学医学部外科学系腎泌尿器科学レジデントとして臨床研修を行います。2〜4年目は東海大学医学部付属病院ならびに教育提携病院にて臨床研修を継続します。後期臨床研修最終年度には日本泌尿器科学会専門医試験へ出願が可能です。また、後期臨床研修終了後に学位取得のため大学院に入学することも可能です。
<臨床助手後期研修の一例> |
入局 1年目 |
大学病院 |
2年目 |
前半:大学病院、後半:教育提携病院 |
3年目 |
教育提携病院 |
4年目 |
教育提携病院 (専門医試験受験) |
5年目 |
専門医取得 |
■大学院博士課程
大学院には入局1年目(卒後3年目)から入学が可能です。入学後2〜3年間は東海大学医学部外科学系腎泌尿器科学レジデントとして臨床研修を行います。その後の2〜1年間は東海大学および関連研究施設にて基礎研究を行います。当教室における研究の詳細については『教室紹介』のページをご覧ください。大学院最終学年には学位申請および日本泌尿器科学会専門医試験への出願が可能となります。
<大学院生後期研修の一例> |
入局 1年目 |
大学病院 |
2年目 |
大学病院 |
3年目 |
前半:大学病院、後半:基礎研究 |
4年目 |
基礎研究 (学位申請、専門医試験受験) |
5年目 |
学位授与、専門医取得 |
<教育提携病院>
東海大学医学部付属東京病院、東海大学医学部付属大磯病院、東海大学医学部付属八王子病院、静岡市立清水病院、松和会池上総合病院など
■後期研修終了後
4年間の後期研修終了後(卒後7年目)は大学スタッフ(助教)または関連病院勤務となります。また、希望があれば臨床実績や研究業績などを考慮し、国内外への留学や基礎研究に従事するといった選択も可能です。
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■大学院博士課程 募集要項
大学院医学研究科先端医科学専攻ページへ
■後期臨床研修(臨床助手) 募集要項
臨床研修部ページへ
<見学希望、入局に関する問い合わせ>
入局に関するご相談、ご質問がある方ならびに見学希望の方は下記までご連絡ください。
医局見学、手術見学および進路相談も随時受け付けております。
担当:新田正広(講師) (e-mail: masan@tokai-u.jp), 小路 直(准教授) (e-mail: sunashoj@mail.goo.ne.jp)
電話:0463-93-1121 (内線2340)
FAX:0463-93-8612
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