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当科は、東海大学医学部開設とともに開講して以来、泌尿器科領域の臓器、および疾患に対する診療、研究、そして教育を行ってきました。高齢化時代を迎えている我が国において、泌尿器科医の役割は高まっており、当科も時代に沿ったニーズを担うべく、積極的に活動しています。
診療においては、良性疾患から悪性腫瘍(癌)まで幅広い疾患をカバーしており、主にロボット支援手術、多種の経尿道的内視鏡治療、および高密度焦点式超音波療法による前立腺癌治療(先進医療)などを数多く実施しています。
研究においては、基礎的、臨床的研究が積極的に行われており、国内外のガイドラインに掲載されるような研究成果を上げています。また、特定臨床研究も実施しており、新たなエビデンスの構築も目指しています。
教育においては、最新の診断、治療技術の習得を共に学びながら、臨床への安全な導入を実践しています。また、国際交流を通じた世界的に通用する医師の育成にも注力しており、ロンドン大学、中華医科大学(台湾)、リヨン大学などとの研究交流をしています。
プライマリケアから最先端の医療まで包括して習得することができる当科での後期研修、および入局を心からお待ちしています。 |
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東海大学外科学系腎泌尿器科学領域 教授 小路 直 |
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後期臨床研修は4年間で、「後期臨床研修」および「大学院博士課程」の2コースから成っています。当教室の教育プログラムは日本泌尿器科学会の『泌尿器科学会専門医のための研修目標』を元に作成されています。さらに、京都大学などいくつかの大学と共通の教育プログラムを取り入れることで、より充実した後期臨床研修が行えます。
東海大学および関連施設における泌尿器科専門医教育プログラム研修ノート[PDF]
当教室における後期研修医に対する教育の特徴は下記の通りです。
●他大学と共通の教育プログラムを取り入れた多角的な研修
●当教室で研修困難な領域は他大学との人材交流や国内留学にて習得
●教室内に独自の腹腔鏡手術トレーニングコースを設置
■後期臨床研修(臨床助手)
入局1年目(卒後3年目)は東海大学医学部外科学系腎泌尿器科学レジデントとして臨床研修を行います。2〜4年目は東海大学医学部付属病院ならびに教育提携病院にて臨床研修を継続します。後期臨床研修最終年度には日本泌尿器科学会専門医試験へ出願が可能です。また、後期臨床研修終了後に学位取得のため大学院に入学することも可能です。
<臨床助手後期研修の一例> |
入局 1年目 |
大学病院 |
2年目 |
前半:大学病院、後半:教育提携病院 |
3年目 |
教育提携病院 |
4年目 |
教育提携病院 (専門医試験受験) |
5年目 |
専門医取得 |
■大学院博士課程
大学院には入局1年目(卒後3年目)から入学が可能です。入学後2〜3年間は東海大学医学部外科学系腎泌尿器科学レジデントとして臨床研修を行います。その後の2〜1年間は東海大学および関連研究施設にて基礎研究を行います。当教室における研究の詳細については『教室紹介』のページをご覧ください。大学院最終学年には学位申請および日本泌尿器科学会専門医試験への出願が可能となります。
<大学院生後期研修の一例> |
入局 1年目 |
大学病院 |
2年目 |
大学病院 |
3年目 |
前半:大学病院、後半:基礎研究 |
4年目 |
基礎研究 (学位申請、専門医試験受験) |
5年目 |
学位授与、専門医取得 |
<教育提携病院>
東海大学医学部付属東京病院、東海大学医学部付属大磯病院、東海大学医学部付属八王子病院、静岡市立清水病院、松和会池上総合病院など
■後期研修終了後
4年間の後期研修終了後(卒後7年目)は大学スタッフ(助教)または関連病院勤務となります。また、希望があれば臨床実績や研究業績などを考慮し、国内外への留学や基礎研究に従事するといった選択も可能です。
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■大学院博士課程 募集要項
大学院医学研究科先端医科学専攻ページへ
■後期臨床研修(臨床助手) 募集要項
臨床研修部ページへ
<見学希望、入局に関する問い合わせ>
入局に関するご相談、ご質問がある方ならびに見学希望の方は下記までご連絡ください。
医局見学、手術見学および進路相談も随時受け付けております。
担当:小路 直(教授) (e-mail: sunashoj@tokai.ac.jp)
電話:0463-93-1121 (内線2340)
FAX:0463-93-8612
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