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Drs'インタビュー 医師の仕事の8割は「患者さんの話を聞くこと」である

寺地敏郎(画像)
 寺地敏郎
Profile

所属学会
□国内学会
■日本泌尿器科学会
 代議員
 エンドウロロジー・腹腔鏡専門部会長
■日本泌尿器内視鏡学会
 理事長
 泌尿器腹腔鏡技術認定制度委員
■日本癌治療学会
 代議員
■日本内視鏡外科学会
 理事
 将来構想委員会委員長
 学術委員会委員
 教育委員会委員
 ガイドライン拡大委員会委員
 技術認定制度委員会委員
 倫理・渉外委員会委員
 COI委員会委員
 ロボット支援手術検討委員会委員
■日本内分泌外科学会
 理事
■日本排尿機能学会 会員
■日本性機能学会 会員
■腎癌研究会 世話人


□国際学会
■American Urological Association
 International member
■Endourological Society
 Delegate of Japan
■Society of International Urology
 Member
■Urological Association of Asia
 Member
■The Society of Endoscopic and
 Laparoscopic Surgeons of Asia
 Delegate of Japan




私の学生時代はちょうど手塚治虫さんの『ブラックジャック』が世に出た時期。もちろん私も熱中して読みました。医学部に進んだのは、理学部に落ちて研究者としてやっていく自信がなかったからではありますが、主人公が他の医師ではできない手術で、患者さんの病気を治す、命を救うというストーリーは、若い心に強烈な印象を与えました。
外科医になるということは人の身体にメスを当てるということ。その責任の重さは臨床実習の開始と共に感じていましたから、一度見た手術を次には自分でもできるようになるために何が必要かを、いつも考えていました。具合的には当時は、何冊もの解剖書と手術書による予習と、実際の手術を思い出しそれらの本を見ながらいくつもの絵を交えて手術記事を書くことでした。そうすると、次第に手術書の嘘もいくつも分かってきましたが(笑)。今は電子カルテなので手術の絵を描くことは少なくなりましたが、その代わり映像を繰り返し見ることができます。若い先生方が解剖書や手術書を手にする機会が減らないことを願いつつ、新しい映像技術の進歩を楽しんでいます。



外科医ではあるものの、医師の仕事の8割は「患者さんの話を聞くこと」と考えています。さらにいえば、患者さんの話を漫然と聞くのみではなく、患者さんが言いたいことを引き出してあげること、知りたがっていることを感じ取って伝えてあげることでしょうか。患者さんの表情が硬いときには、パソコンの画面を患者さんの方にほんの少し傾けてみたりします。それだけで、患者さんはこちらが分かりあおうとしている気持ちを感じてくれるし、硬い口も開いてくれます。医師としての生活が長くなるにつれて、診療以外の仕事も増えてきました。診療の間、患者さんの言いたいことが聞けているか、知りたいことが伝えられているか、今でも折にふれ自らに問うように心がけています。



私たちはこれまで、腎臓、副腎、前立腺、膀胱を中心に、腹腔鏡手術という身体への負担の小さな治療に取り組んできました。この治療の可能性をさらに広げるのが、今わが国で急速に普及している手術支援ロボット「da Vinci(ダ・ヴィンチ)」です。この最先端のロボットを用いれば、より繊細な手術が可能になり、従来に比べさらに正確かつ安全で、低侵襲な治療が実現します。しかし、ロボットを扱うのはやはり人です。従来と異なり触覚のないロボット特有の合併症の可能性もあります。リスクを最小限に留め、そのメリットを最大限に享受できるように、十分なトレーニングと起こりうるトラブルの予防と対処の準備を行い、安全な低侵襲治療を確立することが私たちの使命と考えています。


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